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IV.精神障害に関連する睡眠障害


各種の精神障害の症状として不眠が見られることは良くあることです。 特にうつ病の場合は入眠困難、中間覚醒、早朝覚醒などの不眠症状が見られることがしばしばあります。 しかし季節性うつ病などでは過眠や過食を伴うことがあります。 躁病患者は夜間の睡眠時間が非常に短縮しても活動を続けますが、自覚的には不眠の苦痛を感じません。精神分裂病で意欲が低下し周囲に対する興味・関心が乏しくなると睡眠相後退症候群を呈することがよくあります。緊張性興奮状態では不安・幻覚・妄想等のため著しい不眠を来しがちです。